ケーブル・コンパウンド2019-01-03T11:17:41+01:00

ケーブル・コンパウンド

ケーブルの絶縁材は、要望に応じてさまざまなプラスチック材料からできています。これには、軟質塩ビ、熱可塑性エラストマー、ポリフェニレンエーテル、ポリビニルアルコールやいろいろなポリオレフィンが含まれます。

製品の要求仕様は、技術的にどのような影響力を及ぼすかは重要です。例えば電気自動車、DC技術、再生エネルギーやエネルギー供給の分散化など世界的なトレンドや技術の進化
などに大きな影響を与えます。特に電力供給の安全性、ケーブルの難燃性、配合が困難な成分の代替品及び製品寿命などの条件は、仕様の決定に大きくかかわります。光ファイバーによる産業や家庭へのデータ伝送は今や標準になってきました多数のケーブルを一ヶ所に設置するという要求が益々厳しくなってきている為、例えば特に柔軟性があり超薄型被膜の材料により、対応できるようになっています。

以下の分野においては、ブッスのケーブル・コンパウンドの技術によるソリューションがまさに適しています。

ブッス混練技術は、以下のケーブル・コンパウンドには最適です。

塩ビケーブル・コンパウンドの青緑色顆粒

塩化ビニール

塩化ビニル樹脂は、1930年以降最初はゴムの代替品としてケーブルの絶縁被膜に使われてきました。比較的高い誘電力により、軟質塩ビの絶縁材が10kVまでのAC伝送に使われています。

HFFPケーブル・コンパウンドの灰色顆粒

ハロゲンフリー難燃材

ポリオレフィンは、非常によい絶縁性を持っていますが、元々可燃性のため難燃性が必要です。1980年代の初期に、塩ビ樹脂の代替品が開発されました。

サイオプラス/架橋性ポリエチレンやシラン架橋のケーブル・コンバウンドによる白色顆粒

シラン架橋性樹脂

架橋ポリエチレン(PEX)は、高温の環境でも使われ、有機剤に強く薄い壁材としても使えるなど、機械的に強い特性を持っています。(シラン架橋性樹脂は、PEX-bまたはSioplas®として知られています。

半導電性ケーブル・コンパウンドの黒色顆粒

半導電性樹脂

中高電圧用ケーブル絶縁被膜は、被膜材の中の電場を均一にするため2つの半導電性の層の間に入っています。この2つ層とは、伝導性の材料が多量に含まれているEVA(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)やEBA(エチレン-ブチルアクリレート共重合樹脂)
のようなエチレン基ポリマーです。

XLPEケーブル・コンパウンド/ 過酸化物架橋性ケーブル・コンパウンドの黄色顆粒

過酸化物架橋材

過酸化物架橋材は、その製造プロセスが特許化された1960年代以来ケーブル業界で使われています。架橋ポリエチレン(XLPE)は、中高電圧ACケーブルの絶縁被膜として使われることが増えてきました。また高電圧DCケーブルも、架橋ポリエチレンが最適な材料として使われています。