バッテリー・コンパウンド

高密度バッテリーシステムの開発と実装は、世界的なトレンドや国連の持続可能性目標に対応するために不可欠な要素です。そのためには持続可能で分散化されたエネルギーの生成、貯蔵、利用が重要な役割を果たします。

目的を達成できる素材の組み合わせやプロセスの研究には、導電性材料の取り扱いが非常に重要になります。典型的な要件としては、固相と粘性相を混錬する際に、機能性充填材の構造の破壊による導電性の低下を引き起こさないことが挙げられます。また温度制限の厳守も求められる場合があります。

ブッスのプロセス開発者はナノスケール導電性材料(グラフェンや各種カーボンナノチューブ(CNT)、または他の産業用途素材など)を含む導電性材料の取り扱いについて数十年にわたる知識と経験を持ち、カスタマイズされたソリューションの創出、評価、応用を実現します。これによって連続システムの潜在能力を最大限に活用し、均一なプロセス条件、タイトな滞留時間分布、連続的なプロセス制御と保守、およびさまざまなプロセスステップの統合などを可能にしています。

処理要件

プロセスエンジニアリングの専門知識と連続ニーダーのシステム固有の機能によって高度なソリューションの実装が可能となり、高比率の導電性骨材を複数のフィーダーに分散させることができます。適度なせん断速度と各緩和フェーズによる混合プロセスを即時開始することにより、導電性材料やポリマーの内部構造を損傷することなく優れた分布混合結果をもたらします。多くの場合、より少ない割合の導電性成分で同等以上の電気的特性を達成することができます。その結果、粘度が低くなるため加工性も向上します。さらにシステムの高い設計自由度により、プロセスゾーンにおける粘度上昇に対応した特別な構成も可能です。これにより目的に合わせたプロセス条件の制御と管理が可能になります。

広範囲にわたるプロセス専門知識と連続ニーダーの配合技術による業界トップの技術を持つブッスは、持続可能なシステムソリューションの開発と事業化を可能にする理想的なパートナーです。

Typical plant layout for processing of battery compounds

ブッスの混練システムには、以下のような優位点があります。

  • 低比エネルギー投入でも強力混練
    種々のスクリュー羽根の選択が可能な新型混練機COMPEOでは、必要に応じて各プロセスセクションでの混練サイクル数を増やすことで、従来より低いエネルギー投入による混練プロセスを実現しました。エネルギーはほぼ全てが機械的に供給されており、せん断速度に応じて供給速度を最適にコントロールしています。
  • 正確な温度制御
    ブッス・ニーダーは入力エネルギーのコントロールおよび均一で適度なせん断速度に加え、熱電対を内蔵した混練ピンをバレルに沿って適切な位置に設置することにより混練中の化合物の温度を高精度にモニターし、より正確な温度制御を実現しています。
  • 強力な分配混練
    ブッス・ニーダーは、スクリューの回転と軸方向の往復動により、伸長流や多数のせん断界面、クロスチャネルミキシングを生成して、強力な分配混練を実現しています。
  • プロセス内部のコンポーネントへの簡単なアクセス
    ブッス混練テクノロジーのスクリューエレメントやライナー、ピンは、ブッスニーダーのバレル部分を開けることで容易にアクセスできるため、バレルやスクリューシャフトを取り外すことなく混練エレメントの交換が可能です。
  • 液剤注入がどの場所でも可能
    液剤注入機能のある混練ピンはプロセスセクションのあらゆる位置に設置可能なため、プロセスに最適な場所で分散済み製品への液体添加物の直接注入ができます。バレルの壁を汚すことなく即時に混練を開始でき、混練プロセス長をさらに短縮できます。

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